背 馳 愛しくて仕方がないの、憎らしいほどに 溢れ出す音に導かれ、享楽の地へ赴きましょう 時に全てを洗い流すように、雨は君さえも奪っていった 此処を離れて彼が向かう先は、行方など知れぬほど遠く、遠く 手に残る感覚が消えないうちに、白い紙に記憶を託します されど、きみは。